昨年4月「ブロぐるめ!」さんで「BAR-NAVI公式ブログ」のブロガー記者を募集していたので、応募していたところ選ばれることに。
一年間ブロガー記者としてバーを巡り、「BAR-NAVI公式ブログ」に取材レポートが掲載されました。
ライティングだけでなく、お店のアポ取りからということで、フリーランスのライター時代に店取材は経験していたものの、久々でなかなか現役時代の感覚が蘇りませんでしたが、なんとか一年間、一ヶ月にだいたい一軒くらいペースで、12軒のお店の取材を終えることができました。
一軒目に伺ったのは、恵比寿の「BROWN JUG」さん。
重厚感のある扉。
思えばこの扉をギギギーッとあけてから、私のBAR-NAVIブロガー記者としての一年が始まったんだなぁ。
シングルモルトの品揃えが豊富なこのお店では、アイラのラフロイグをハイボールで。
ウイスキーにあうスコットランドのお料理・ハギスや、オイルサーディンなども頂きました。
スコットランドにはもう9回も訪れているというマスターに、訪れた際のお写真を見せて頂きながら現地のお話を聞く事もでき、まだバーで呑む事に慣れてない時期でしたが、初訪問のお店から素敵な体験。
次の取材はどんな事が待っているんだろうってわくわくしました。
二軒目は、同じく恵比寿の「BAR五」さんへ。
かなり暗めの照明のお店なのですが、なるほどと思ったのがこのスポットライト。
スポットライトに照らされて、お酒が実に美味しそうに輝くんです。
この緑色のカクテルは、メロンのフルーティな味わいをもった、「MIDORI」を使ったもの。
更にバックバーにあって気になった、白州バーボンバレルもソーダで。
炭酸の泡がすーっと立ち上るのが、スポットライトを浴びて実に綺麗でした。
三軒目は、自分の中でちょっと敷居が高いエリアで緊張もした、銀座のバー「Bar THE HAMILTON」さんへ。
ビルの外に看板もなく、知る人ぞ知る隠れ家的雰囲気のバー、初めてのバーに入った時の緊張感がなく、なんかいつものバーに入ったような居心地の空間を作ってらっしゃる、バーテンダーの皆さんの接客が実に素晴らしかった。
また北海道の食材を使ったお料理も色々あり、ソーセージの盛り合わせも食べたけど、ボリュームたっぷりで食べ応えあって美味しかった。
銀座のバーも開拓してみようかな、と思った素敵なお店でした。
四軒目は、赤坂の「Bar Gatsby」さん。
赤坂の一ツ木通りという賑やかな通り沿いなのですが、お店が二階にあり落ち着いた和のテイストを取り入れた空間。
バーというと暗い照明のイメージがありますが、ここは窓から外の様子。
少し早めの時間に入って、夕暮れから夜までの移り行く赤坂の景色を眺めるなんてのもいいかも。
またお店にはステージもあり、うまく演奏のタイミングにあえば、ギターの生演奏を愉しみながらお酒を呑むこともできます。60~80年代のロック&ポップスが中心だそう。
そんな軽快な音楽と共に頂きたいのが、ハイボール。
夏が終わりかけのまだ暑い季節だったので、爽やかな白州ハイボールを実にぴったりあいました。
バー取材も五軒目。
次に訪れたのが、目黒の「THE MASH TUN」さん。
ウイスキー好きな方なら、お店の名前を聞いただけでうれしくなってしまうのでは?
お店の名前の「マッシュ タン」は、麦芽の糖化槽、仕込み槽の事なのだそうですが、バックバーを眺めれば、スタンダードなものからレアものまでウイスキーがずらりと並び、ウイスキー好きにはたまらない光景。
私はカウンター席の、山崎のボトルが並んだ"山崎コーナー"へご案内頂きました^^
山崎蒸溜所にまつわるイラストが描かれたコースターで呑む、山崎ミズナラをロックで。
ハードな切れと優しく包み込むような余韻。
こういういいお酒飲むと、舌が贅沢になるよねと思ったお酒。
いまだにこのお酒を思い出すたびに、美しい琥珀色とウッディな香りが蘇ってうっとりした気分になります。
赤坂駅からも乃木坂駅からも割と歩くし、「ここにバーが?」という立地。
しかし一度行くと、マスターの楽しいお話と気さくな人柄に引き込まれるお店。
カクテルも非常に遊び心満点なものが多く、好奇心をくすぐられてワクワク。
秋を感じるお酒を、とオーダーしたら、なんと凍らせた葡萄を入れたシャンパンのカクテルが登場。
凍っている時の味わいはもちろん、時間の経過と共に溶けて柔らかくなってくるのも楽しかった。
この後残り6軒のご紹介もさせて頂こうと思ったのですが、長くなってきましたのでまた別の記事で。