今年も早いもので、あっという間に12月。
そして闘病中だった父が亡くなってからも、49日。
先週は49日法要の為に実家まで戻っていました。
リビングには、隣のお家から頂いたという椿が。
和室では母が育てていたトマトが。
実がなったものの赤くならないまま冬を迎えてしまったもの、こういう風に干しておくと赤くなるとか。
トマトソースなどで活躍しているとの事。
そんなトマトを眺めていると、台所の母からちょっと味見してみて~と呼ばれました。
台所へいくと、煮物とお新香が。
こちらは五目金平。
ごぼう、にんじん、こんにゃく、レンコン、銀杏、絹さやを炒め、お酒やみりん、醤油、和出し汁、三温糖などで煮たもの。母てづくりの自家製12味唐辛子も、風味付けに。
コクがあって、しっかり味がしみていて美味しかった^^
もう一つは、液体の浅漬けのもとを使っただけというこちらの一品。
簡単なのに、あっさりさっぱりで美味。
ついつい食べ過ぎました。
そんな風に母と会話していると、親戚のおじさんやおばさんたちがきて、お坊さんも。
49日の法要がはじまりました。
49日が終わり、お坊さんと一緒にごはんを食べることに。
こちらは業者さんに頼んだお料理。
お刺身やお吸い物まで、別々に持ってきてくれて結構なボリューム。
お重は上には煮物と、てんぷら、
下の段にはお魚など。
またお坊さんのお話で印象的だったのが、49日のこと。
旅行へ行ったのではなく、出張などへ行っているのではなく、本当にこの世にいないんだと改めて確認するのが49日なのだとか。
確かに幼い頃から父は出張が多く、ほとんど家にいなかったので、なんとなくまだそんな感じで留守をしているような気分だったのですが、お話を聞いてなるほどと思いましたし、徐々にそういう風に心の整理をつけていこうと思いました。
翌日は朝食を母がつくってくれました。
台所から肉好きな私の心を揺さぶる(苦笑)、肉の焼ける音が聞こえてきたので行ってみると、仙台から牛タンが送られてきたのを焼いてるんだよ、と母。
盛り付ける前から、焼き立てを食べたく、お行儀悪いのを承知で味見♪
サクサクした歯ごたえが美味!
焼き上がりはこんな感じ。
あら塩と母手作りの12味唐辛子が、ここでも大活躍です。
はぁ、昼間からビール呑みたくなってきちゃうなw
また、この日は午後から七沢のほうへ野鳥観察に出かける予定だったので、体をあたためておきましょと鍋に。
豆腐、くずきり、ねぎ、ワカメ、しいたけ、自家菜園の春菊など。
ポン酢でさっぱり頂きました。
副菜は、インゲンのニンニク味噌マヨ和え、胡瓜の浅漬。
ニンニク味噌は桃屋の出来合いの調味料を使用しているのですが、これは色々応用できそうで便利。
香ばしい風味が手軽に出せて、お肉料理なんかも使えそうな味です。
父が亡くなってからご飯をつくるのも、写真を撮る気分にもなかなかならなかったという母。
少しずつ元気を取り戻してきているようで、よかったと思ったし、私もできるだけ母の笑顔が増えるように、元気付けてあげたいと思いました。
こちら、母のブログが紹介されている本です!
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