渋谷ときくと若い子が多くて、チェーン系の居酒屋が多い(という勝手なイメージ)があったのですが、そのイメージをいい意味で見事覆してくれたのが、今回訪れた「コックマン」さん。
「こんな場所に??」という、目立たない路地裏にあるお店です。
渋い木の古民家風のつくりで、落ち着く雰囲気。店内はテーブル席とカウンター席があります。
席につくと、通しでこちらのパンが。
バターは、カルピスバター。
カルピスを作る工程でできるものだそう。
重すぎず適度に軽くて、これはお酒にもぴったり。
パンも表面カリッ、内側しっとりですっごく美味しいです^^
こちらは、アンチョビとナスの記念日。
茄子をほんのりアンチョビ風味に仕上げてあって、その"ほんのり"感がほどよくてぐっときちゃう。
盛り合わせのお野菜の色も、カラフルで見た目的にも素敵。
この雰囲気と味で420円というのだから、驚いちゃう!
茄子ですっかり乾杯のビールを飲み干したら、お次はワイン。
ワインをボトルで、となると、登場したワインリストの値段とにらめっこ、、、なんて経験もありますが、
コックマンさんは、ワインもリーズナブルで、ボトルでも2~3,000円台。
ピノノワール好きな友人と一緒だったので、ラプレ・ロワ ピノ・ノワール・ヴァン・ド・ペイという赤ワインを頼んでることにしました。
華やかな香りと柔らかな口当たりで、友人も「食事と一緒に飲むのにいいね!」と大喜び。
美味しいものを飲むと、自然と会話も弾みます^^
そういうワインを頼んだら、頼まずにはいられないパテドカンパーニュ(480円)。
しっとりした舌触りが、ワインにもぴったり。
付け合せの粒マスタード、多目がいい感じ。
くるみが入っていて、食感も楽しめます。
そして赤ワインといえば、自分的に連想せずにいられないのがブルーチーズ。
ココットで、キノコのブルーチーズ煮があったので注文してみました。
かわいいデザインのストウブ料理は、数種類あり、サイズもSとLが。
お腹の具合で選べるのも魅力です。
写真はSサイズ(500円)。
お酒のおつまみには、この位のサイズがいいかも。
そのままスプーンで頂いても絶品ですし、パンをしみこませてもお見事。
さきほどのアンチョビの使い方にしても、このブルーチーズにしても。
クセの強い食材の使い方がお上手。
ゆっくり味わいたいと思いつつも、美味しくてすぐに食べちゃう。
そして最後は、しっかりとしたお肉料理を。
牛肉の赤ワイン煮(880円)。
箸でもほぐれる柔らかいお肉、お口に入れてもとろけちゃう。
これもソースをパンにしみ込ませてもすごくいけました。
これだけ食べて、呑んで、お腹一杯になっても一人当たり三千円とちょっと。
お店は早い時間からほぼ満席でしたが、人気の理由も納得。
確実に席をゲットしたいなら、予約が確実かと思います。
夜総合点★★★★☆ 4.0