海外旅行へ行くときは、だいたい2~3週間ゆっくり、観光地だけでなくローカルな土地も自分の足でゆっくり周りたい事から一人旅が多い私。そんな私の旅の必須アイテムは色々ありますが、絶対に外せないのは「SONY ICF-CD2000」という、ラジオ一体型のCDプレイヤーです。
たいぶ昔に買ったものなので、ご存じない方も多いかと思いますが、これがかなりの優れもの。AM、FMラジオが聞けるほか、嬉しいのがプレイヤーにスピーカーが付いていること。
荷物はできるだけコンパクトにしたい私にとって、かなりこれは魅力的です。
そして電池でも動くので、電源を気にせず使えるのもいいし、アラームも付いていて目覚まし時計代わりにもなります。まさに旅行用アイテムにはもってこい♪♪
更にポイントが高いのが、海外でも現地のラジオ放送をひろえること!
CDはいつもファイリングケースに入れて50枚くらいは持って行きますが、自分が持っていった音が、その土地の雰囲気に合わない時ってあるんですよね。そんな時にローカル放送のラジオは、すーっと空気に溶け込んでくれるので重宝するんです。
ここ数年ではインドネシア、タイ、ネパールなどに旅行しましたが、海外旅行へ出かける時は、必ず持っていっています。
昨年11月には、3週間ほどインドネシアへ旅行しました。
今回の旅行も、いつも「SONY ICF-CD2000」と一緒に過ごした私。
これは、あるホテルの室内から撮影したものです。
南国の炎天下の下たくさん歩いて喉が渇いたので、お部屋で一休み。
キンキンに冷えたビールを呑みながら、現地で買ったお香を炊いてガムランのCDでまったり過ごしているところです。
ステレオと違い持ち運びがラクなので、ソファーで寝転びながら聞いたり、枕元において寝る前に聞いたりもできます。
みんなでワイワイ観光したり大騒ぎするのも楽しいけれど、異国の地でただぼーっとアタマの中を空っぽにして心のウミを出したりするのも、私にとっては大切な時間だったりします。
こちらはギリ島での一枚。
海へもぐった後、海沿いのコテージで一休み。
こんなときにも、「SONY ICF-CD2000」は大活躍。
まぶたを閉じて横になり、スローなテンポのアンビエントに心と体をゆったりゆだねていると、忙しい日本でカチコチにこわばった心もじんわりと解けてゆきます。
こちらは、ウブドのライステラスを散策していた時のもの。
目の覚めるような美しい緑色のライステラス、そしてその合間を流れる川の水音に癒されます。
2時間くらいずっと歩き続けた道中、途中で道端に座って休憩していたら、田んぼで仕事をしていた現地の方が私のラジオの音に興味を示したようで、仕事の手を休めて話しかけてきてくれました。
「SONY ICF-CD2000」は、時にはそんなコミュニケーションツールにもなったりします。
これはクタビーチでの夕暮れ時の一枚。
こうして写真を再び眺めていると、旅の記憶がその場で聴いた音と共に鮮明に蘇ってきます。
もう買ってから月日が経ち、だいぶ年季が入ってきたプレイヤーですが、捨てられないのはそんな思い出の場で共に過ごしてくれた旅の仲間だから。これからもずっと、音が鳴らなくなるまで一緒に様々な思い出をつくっていきたい、私の大切な旅の相棒です。
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