中野駅北口は飲食店が多く、歩いて眺めているだけで楽しい場所。
居酒屋のほか、イタリアン、焼肉、中華、ラーメン店も多数とノンジャンルでごった煮感あふれる空間が、いかにも中野っぽくて好きなんです。
そんな中、以前から気になっていたものの訪れたことがなかったのがこちら。
1964年、東京オリンピックの年にオープンしたという、ブリックです。
今回外観を写真撮るのを忘れましたが、煉瓦の壁に歴史を感じる扉。
私の中でバー、バーの扉というのは、現実と日常を忘れる非現実との境界線という想いがあり、扉を開けた瞬間別世界という雰囲気を醸し出しているのが、自分にとっていいお店なのですが、ここままさにそれ。
扉を開けると、昭和へタイムスリップしたような歴史ある空間。
白いジャケットに黒の蝶ネクタイを、キリリと締めた店員さんに迎えられて席へいざなわれた瞬間から、日常の殻を脱ぎ捨てて開放感的な気分になれます。
こういうバーにきたら、頼むのはこちら。
ハイボールです。
この日は近くの居酒屋で呑んでから来たのですが、口の中がすっきりしてシメにはいいんですよね。
つまみは、友人の好物のレーズンバターです。
夜10時くらいに来ましたが、一階と二階があるのですがほぼ満席。
今回はカウンターが空いていなくて、残念ながらテーブル席となりましたが、今度はぜひカウンターに座ってお店の方とお話してみたいです。
ブリック (バー / 中野)
★★★★☆ 3.5
今夜、すべてのバーで (講談社文庫)
posted with amazlet at 09.01.18
おすすめ度の平均: 





