先日机の引き出しを久々に整理していたら、奥に眠っていた一冊のファイルを見つけました。
今もワインは好きですが、これはワインにかなりハマッていた頃のもの。
ワインのラベルをその場ではがし、保存できるシートをストックしたファイルです。
このファイルが素晴らしいのが、ファイリング用のシートの裏には、ワインの味、産地、飲んだシチュエーション、五段階評価までつけられるようになっている事。
これを読んでいると、当時の事がまるで昨日のことのように鮮明な映像となり、脳裏を次々と横切ってくるんです。
そんな風に懐かしい気持ちを味わいながら、ラベルを眺めていると、一つのラベルで手が止まりました。
このワインは、シャトー・カロン・セギュール。1993年のものです。
購入したのは、このワインのエピソードを聞いた事から。
この格付けこそ第三級のワインなのですが、一級の格付けのラフィットなど多くのシャトーを持つセギュール公爵が、「どのシャトーも素晴らしいが一番大事に想っているのは、カロンセギュールだ」と言ったとか。
そこでハートマークのエティケットが付いたのだそうです。
その当時私には、ちょうど付き合い始めた彼がいました。
熟成タイプのワインと聞き、二人の関係と共にワインも成長していく事を願って購入しました。
しかし残念なことに、ワインの熟成を待たずに恋はジ・エンド。
そのままワインだけ成長させていくのも、と思い一人で呑むことにしました。
ラベル保存シート裏面に私が書き込んだ情報によると、ワインを呑んだのは1998年。
味は酸っぱく、少しグラスで手のひらであたためながら呑んだほうが美味しく感じたと書いてありました。
恋の終わりに、一人寂しく呑んだワイン。
もう少し、あと何年かして二人で呑みたかったワイン。
その若い味わいは、そんな私の気持ちに見事にシンクロしたような味でした。
あの時のワイン、今呑んだらどんな味がするだろう、なんて急にカロンが懐かしくなり、お気に入りのワイン販売サイト「ENOTECA Online（ワイン通販 エノテカ・オンライン）
私が呑んだ年のワインはありませんでしたが、1996年のものはありました。
CH.CALON SEGUR CH.カロン・セギュール
1996年は、1級シャトーに限りなく近づいているヴィンテージとも言われているそうです。
パーカーポイントでは、92点を獲得しているとか！
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カロンをきっかけにアクセスしたこの日も、「雑誌掲載高評価ワイン」、「ハーフボトル専門店」、「まとめ買い」など、様々なコーナーを色々見回っちゃいました。
また、今の季節にぴったりな、こんな素敵なコーナーもあります。
ワインって、一人で飲む場合も、恋人と二人で、気の合う仲間と呑む時も、お酒の味はもちろんその場の雰囲気や気分も想像しながら、呑む１本を探す事が多いお酒だと思います。
でも、そんな様々なシチュエーションにもぴったりの１本がきっと見つかる！
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