先週末は、アメリカから里帰りしている妹と甥っ子たちに会いに実家へ。
ポートランドというメイン州の美しい港町という日本からほんと遠いところに住んでいるのですが、今回は父の急逝により急遽二週間ほど帰国となりました。
はるばる、ほんとよく来たね。
途中ロマンスカーの車窓からは、夕焼けが見えました。
iphoneでぶれぶれですが、線路越しの夕日きれいだった。
これは登戸付近。
実家へ帰る途中、このあたりの風景が好きで、寝ていても鉄橋をガタンゴトン渡る音がするとおきて眺めちゃう。
我が家へ到着すると、早速晩御飯。
タジン鍋で作った豚肉鍋をはじめ、お刺身盛り合わせなど。
具沢山のきのこと豆腐のお味噌汁。
素朴なお袋の味が、心に染みます。
こちらは私が成城石井でお土産に買ってきた、小豆島のオリーブ新漬け。
今の季節にしか食べられない浅漬けで、普通のオリーブとは違う食感で、これには妹も母も「こういうのはじめて食べた!」と喜んでくれました^^
晩御飯もお腹いっぱい食べましたが、翌日も朝からボリューム満点。
朝早くから母親が4人分つくってくれました。
一人分はこんな感じ。
カラフルで、見ているだけで元気になりそう!
お腹いっぱいになったら、甥っ子をぜひ連れて行きたかった市立相模原麻溝公園へ出かけることに。
前回こちらでレポートしましたが、動物がたくさんいて市立の公園とは思えないほど見所満載なんです。
美しい自然もいっぱい。
そしてかわいい動物たちも。
ほのぼのとした表情に癒されます。
また前回来た時もすごく楽しかった、バードケージに行くことに。
広い鳥かごの中を歩き回ってみることにより、放し飼いのような形でのびのびと飛び回る鳥たちを眺めることができるんです。
これは小鳥たちが、枝を引っ張り合いっこしているところ。
美しい羽のカモさんも。
そしてこちらは、見ているだけでも照れるいちゃいちゃぶりを見せ付けてくれるインコさんたち。
ふれあいコーナーでは、愛嬌たっぷりの羊さんたちが。
子供たちがみんな大喜びで駆け寄ってくる、うさぎさんたちのコーナーも。
こんな風に広い公園内を駆け回っているうちに、あっという間に時間が過ぎちゃいます。
園内には、エレベーターでのぼる展望塔も。
高さ55メートルもあり、晴れた日には、丹沢、多摩丘陵、横浜、湘南が見えるそう。
また下を見ると子供たちでにぎわっている、カラフルな遊具がたくさんあるエリアも。
上から眺めたら足形になっていて、びっくり。
この公園を見つけたのは、思えば父親が入院していた北里大学病院へのお見舞いへ行く途中。
車から公園への案内板を見つけて、看病の合間に少し気分転換にと母と寄ったのがきっかけ。
展望塔からは北里大学病院も見え、父親とも一緒に来たかったね、と妹。
こうして展望塔から病院を眺めていると、まだ父親が私たちが見舞いに来るのを待っていそうな気がします。
身近な人の死というのは、なかなか実感するのに時間がかかるものですね。
昨年の発病から約一年、小細胞肺癌という悪性の癌でしたが、春から夏にかけては治療の成果が出てどんどん元気になり、このままよくなるのかなと思ったら、脳に転移。
放射線治療による免疫力低下などもあり、あっという間に進行して逝ってしまいました。
私が幼い頃から出張が多く、あまり家にいなかった父。
定年したらゆっくり親孝行をと思っていたのですが、まさかこんなに早く天国にいってしまうとは思いもしませんでした。
父が病気になって、亡くなって、本当に健康のありがたさを改めて実感。
そういう事に気が付かせてくれた父に感謝しながら、一日一日を父の分まで大切に生きていきたいと思います。
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