バーへ行くときに、どんなことを求めて行くでしょう?
お酒が美味しいだけじゃなく、バーテンダーさんのお人柄だったり、雰囲気だったり。
私の場合、日頃行っている飲み屋では出会えない、わくわく感を求めて行ってたりすることが多いかな。
そんな私にぴったりなパーティ、「MIXOLOGY コレクション 2011 by Perrier」が先日原宿で開催。
「MIXOLOGY」(ミクソロジー)って言う言葉、今回参加して初めて聞いたのですが、19世紀の終わりにアメリカで使われるようになり、90年代にロンドンで更に一般的に。
そしてヨーロッパ内での行き来が活発になるにつれ、何人ものシェフがフランス流の才気を各国に広めたのだそう。こうして世界から錚々たるシェフが集まり、華やかなチームからはフュージョン料理が誕生。
バーテンダーたちはこの技術的なトレンドをまね、新しいプレゼンテーションにより最先端のドリンクを好むお客様へ提供するようになったのだとか。
今回はリキッド・シェフ・パリのローラン・グレコ氏が来日。
目の前で様々なお酒を作って頂く所を拝見することができました。
グレコ氏の陽気なトークにも、わいわいと盛り上がりましたが、場内から「わぁ~」と歓声があがったのが、こちら。なんとグラスがナナメに盛り付けられてる!
そして驚いたのが、こちら。
響の入ったグラスごとスモークして、スモーク香をつけちゃうんです!
今まで見たことないプレゼンテーションに、お口をあんぐり開けて見入っちゃいましたが更にドキドキは続きます。なんとわたがしをちぎってグラスに盛り付けちゃったり!
綿菓子を丸めて硬くボール状にしたものを、四角くカッティングしてペリエを注いだり。
色合いもとてもキレイ^^
更には、こんな風にフランベしちゃったり。
これがカクテルなの?と衝撃を受けたのがこちら。
ブクブクときれいなビーズが、シャンパングラスの中で踊ってます。
まだまだサプライズは続きます。
ブルーキュラソーで色づけた角砂糖を、アブサンスプーンの上においてその上からペリエを注いだり。
グラスの真ん中にオレンジで仕切りを作り、赤白とグラスの中で二つの世界を作ったり。
上のカクテルを混ぜると、こんな色に。
一杯で二つの驚きが楽しめて、贅沢な時間が楽しめちゃいますね。
そしてフィナーレ!
ペリエを通じて、こんなにもたくさんのお酒を愉しませてくれたグレコ氏に大拍手^^
アイデアはもちろんのこと、愛らしくてすごくひきこまれるキャラ。
グレコ氏が東京のバーにいたら、私彼に会いたくて通っちゃうかも。
ロマンティックで、チャーミングで、バーテンダーさんの魅力を凝縮したような、素敵な方でした。
ここまで読んで、ミクソロジーが気になってもっと知りたくなっちゃった!という方。
ぜひこちら(MIXOLOGY by Perrier)にレシピ&詳しい説明があるので、見てみてくださいね。
こうして楽しいグレコ氏のプレゼンテーションを愉しんだ後は、更にミクソロジーの魅力を味わうことに。
美味しいお料理と共に、実際にカクテルを飲めるというもの。
素晴らしい!
盛り付けも華やかですごくキレイで、ついつい眺めちゃう。
色々な種類があって、お皿にとったらこんなに。
みんな美味しかったけど、ハムと柿を串に刺したのが、意外な組み合わせで特によかったです。
そしてカクテルも、色々用意されてました。
こちらはフランス産プラムリキュール、プルシアを使ったカクテル。
ボトルのデザイン、色合いも乙女心をくすぐる感じ。
らせん状にスライスされたレモンの入ったグラスと一緒にでてきたら、わぁーって心が華やいじゃいます。
そして呑むだけじゃなく、作る過程も楽しめるのがバーの魅力。
フランス人のバーテンダーさん、さすがフランスの方ロマンティックだなぁと思ったのが、いちごのカクテルを作る際、いちごのヘタをとったのをマドラーに突き刺し、お客さんに「僕の心をあげるよ」的なこと言ってた。
こんなキザなしぐさも、似合って見えちゃう世界観に脱帽ですw
そしてキザなだけじゃなく、華麗なるフレアーもご披露。
シェイカーを上に投げたり、後ろ手でキャッチしたり。
見事な手さばきで魅せてくれます。
更には、綿菓子を使ったカクテルもつくってくれました。
ふわっとのせた綿菓子に、イチゴベースのカクテルを注いでいきます。
ほんのりとした甘みが、すごく美味でした。
イベントが終わった後は、ペリエのグラス&ガラス瓶のペリエ、レシピ集もお土産に頂きました。
これを見ながら、自宅でもミクソロジーwithペリエを愉しみたいと思います!