時のたつのは早いもので、父親が亡くなってから一年が経ちました。
週末は一周忌のため、金曜日から実家へ。
金曜一泊して、朝起きるとぽかぽか陽気のいい秋晴れ。
そういえば、お葬式の時もいい天気だった。
いつもお父さんは、晴れ男だよね、と母と私。
霊園でお坊さんにお経あげてもらって、納骨して。
空を見上げれば、こんなに青空。
雲がきれいだなぁって写真撮ってたら、親戚のお姉さんに「雲の写真撮るのすきなの?」と聞かれた。
確かに、雲が好きで気がつけば夢中で雲撮ってることが多いかも。
納骨の後は、霊園の中のレストランで食事。
真ん中のスペースにてんぷらもでてきたりと、結構ボリュームたっぷりでお腹いっぱいになりました。
父が逝って一年。
自分の中で、一区切りついたなと思う。
そういえば、お坊さんがこんなこと話されていた。
仏様になると、現世の痛みや苦しみからは解放されるけれど、いつでもこの世の家族のことは大丈夫なんだろうかと心配してるそう。だから、毎日こんなことがあったよ、と報告してあげてくださいねと。
食事の席では、来月から新しい生活をはじめる事を話すと、みんなよかったね、と喜んでくれた。
色々な意味で区切りになった日。
天国から見守ってくれている、父親の存在をすごく感じる。
父親がそうして、いつも守ってくれているから私は毎日楽しく過ごせてる。
この感謝の気持ち、いつまでも忘れずにいたい。
そして家へついたら、宅急便の不在票がポストに。
文化軽金属鋳造株式会社さんから、母宛にアルミ鋳物の鍋が届けられた。
味わい鍋というこの商品には、立派なレシピもついていました。
水を使わず、素材のうまみを逃がさず、更に調味料の使用も少なくてすむというこの鍋。
煮物が得意な母親、これからこのお鍋でどんなお料理を作っていくのだろう。
父親が元気だったら、「おお、美味しい魚の煮付けができそうだな」と言いそう。
そんなことを考えながら家庭菜園を眺めたら、もう11月も近いのにトマトがまだなってたり。
野菜もこんなに色々。
お花も自分が愛情こめて育てたお花を仏壇にあげたいと母。
たくさんのお花の種がまかれていました。
これがお花畑になることを想像しただけで、なんか幸せな気分になりました。
その後は家でゆっくりしていて、ふと空を見上げたら夕焼けがきれい。
あわてて、カメラを持って外へでかけました。
どんどん紅く色づいていく空。
雲の形も妖しく、色々な形が。
こういうとき、パノラマのカメラがあるといいなぁ。
つなげて掲載できないのが、ほんと残念というくらい、空にいろんな雲が浮かんでた。
雲を追いかけて写真を撮っているうちに、どんどん日が暮れて。
雲だけでなく、空全体が紅く染まり始めました。
日が落ちると、だいぶ薄暗くなり。
紅く染まった空も好きだけど、このくらいのディープな青色と夕焼けのコントラストも結構好き。
さて、夕日も沈んじゃったし帰ろうかなと家へ向かおうとして、、、
つい後ろを振り返ると、空にうっすら三日月が。
またシャッターをきりはじめてしまう私。
紅く染まる大山・丹沢方面をぼーっと眺めながら、こんな美しい山に囲まれて幼い頃を過ごせて幸せだったなと思った。
帰宅すると母に、「ふらっと出かけて帰ってこないから、心配しちゃったよ~!」と言われちゃいました。
空を眺めながら、いろんなことを考えた一日。気づかされた一日でした。