気温もだいぶ上がってきて、ふらっと飲みに行く機会も寒い冬より増えたのでは?
美味しいお酒に、楽しい会話。
お酒がすすんで、気がつけば遅い時間に。
今回はそんな時知っていると便利な、アクセスも抜群のバーをご紹介します。
東京駅丸の内北口地下通路直結、丸の内ホテルの七階にある、シガーバー
「le Connaisseur(ル コネスール)丸の内店」さまです。
常時約130種類ものシガーを用意されているというこちらのお店、
ホテルならではの落ち着いた雰囲気の中、エントランスにはシガーアイテムが多数。
デザインも素敵なものが多くて、シガー好きな方にはここからもう愉しみが始まっている
のではないでしょうか。
店内はテーブル席とカウンター席が。
テーブル席は、後ろにパーテーションがあり、二人で落ち着いた時間を楽しめるタイプと、
このテーブル席の向こう側には、より窓際、高層ビルの夜景が大きな窓から
ダイナミックに楽しめる席も。
その時のシチュエーションによって、使い分けられるのが嬉しいですね。
私が訪れたのは、ちょうど夕暮れ時。
だんだんあたりが暗くなりビルに灯りがぽつぽつと、そんな都会ならではの光景を
堪能しつつ、たくさんのお酒を眺めながら呑みたいなと、カウンター席へ。
カウンター席は、すわり心地のよいカーブで、カウンターも肘を置くと実に心地よいつくり。
お酒好きな方って、飲む前にまず"おさまりの良さ"みたいな事を確認して、よしっ、って
飲み始めたりしません?
このカウンター席は、そういう意味ですごく自分にぴったりあって、飲む前からすごく
いい気分になってしまいました。
そんな風に盛り上がりつつ、今宵は大好きなボウモア、中でも「ボウモア10年テンペスト」
を飲んでみることに。
全世界で12,000本限定、日本でも2,500本限定で発売しているものです。
限定品、と聞くと高いイメージがありますが、こちらの「ボウモア10年テンペスト」は、
比較的リーズナブルでお客様にもおすすめしやすいんですよ、と副店長の小楠さま。
ストレートかロックでも試してみたい気もしましたが、結構強いお酒だしなぁと思って
いたら、「加水したものもおすすめですよ」とのこと。
それで頂くことにしました。
カウンターにお酒が出てくると、グラスからふわっと匂いたつ、ボウモアならではのスモーキー
な香り。加水すると、香りがひらくんですよとおっしゃってましたが確かに。
ちなみに商品名の「テンペスト」は、嵐、暴風雨を意味する言葉だそう。
一口飲む事に、アイラ島の気候風土、力強い味わいを感じられるお酒。
女性の私的には、こういうたくましさを感じるお酒を、さりげなく頼んでしまう男性がいたら、
すごく素敵だなと思いました。
そんな風にダンディな風格漂う、ボウモア10年テンペストに酔いしれた後は、逆にキュートで
女性的なカクテルが飲みたくなり、おすすめを伺ってみると、桜のリキュールを使ったカクテルは
いかがでしょうか、と小楠さま。
早速作って頂きました。
サントリーリキュール ジャポネ<桜>は、桜の花と葉を漬け込んだ桜の浸漬酒がベースの
日本オリジナルのリキュールだそう。
ジャポネ<桜>、ウォッカ、桃のジュースなどに、濃い赤色のリキュールも底にあり、
美しいグラデーション、まさにグラスにぽっと花開いて、春が訪れた感じ。
爽やかな甘さに、若葉を想わせるほろ苦さも加わり、とてもバランスの見事なカクテルでした。
お酒を二つ頂いた所でおつまみも欲しいな、と思い頭をよぎったのが大好きなオリーブ。
異なる3つの味わいが楽しめる、盛り合わせを頂きました。
特に香ばしいアンチョビ風味のが、美味しかったです。
そして最後には、自分の中の定番のマティーニを。
キリッとしたこの味わい、しめに頼むとすごくいい感じなんですよね。
今日も楽しんだな、って夜を幕閉じるのにぴったりだなと思います。
こんな風に、都会ならではの雰囲気をたっぷりと堪能できる、
「le Connaisseur(ル コネスール)丸の内ホテル店」さま。
朝4時まで営業しているので、終電を逃した時なども心のオアシスとそて覚えておくと
よさそうですが、もう一つ魅力的なのが、11:00からオープンしているとの事で、カフェタイム
の利用もできるんです。
夜のムードももちろんいいですが、昼間も大きな窓からたっぷりあかりが入ってきて、
開放感溢れる空間、なかなかいいのではないかと思います。
またシガーバーと聞いて、煙がもくもくしているのをご想像される方もいらっしゃるかも
しれませんが、空調設備が非常に整っていて、煙い感じはありません。
吸われる方も、吸われない方も心地よく、そんな空間作りもお見事です。