40代からのスキンケア・ボディケア

20代・30代とは異なる顔やボディのお悩みについて、様々なコスメやアイテムを紹介するブログです。

桜吹雪が舞う千鳥ヶ淵にて。

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昨年夜桜鑑賞で訪れて、すっかりその妖しい美しさに虜になってしまった千鳥ヶ淵

昼間にきたらまた雰囲気違って、それはそれできれいなんだろうなぁと思っていたけれど、まさか先月のような大災害があり、ライトアップが中止になるとは思っていませんでした。

でもこんな悲しい時だからこそ、美しい光を浴びて元気になりたいもの。

という訳で、今年は昼間に行ってまいりました。

九段下の駅から出ると、武道館が。

駅の前は、たくさんの花見客でいっぱい。

皆さん、春を待っていたんだなぁ。

水面にたくさんの花びらが浮かび、ピンク色の絨毯みたい。

桜のアーチの中を通り抜けていくと、自然に表情が緩みます。

春って、桜って、なんでこんなにも幸せな気持ちがこみ上げてくるんだろう。

ボートも、よくぶつからないなぁって位の数が出ていて、それでも乗り場にはすごい行列。

でも、こんな桜を下から間近で見上げられる感動、長時間待っても、一度は味わってみてもいいかもね。

桜は満開で、ちらほら散りかけている感じ。

歩道には花びらがたくさん落ちていて、道端の花にもふんわり、こんな風に。

風が吹くたびに、桜の木からも、下からもふわっと花びらが舞って、そのたびになんともいえないうっとりとした気持ちになれました。

そして空を見上げれば、視界を埋め尽くす桜の花、花、花。

桜をバックに、記念撮影を撮られる皆さんの満面の笑み。

笑顔の洪水。そばにいるだけで、とてもハッピーな気持ちになってきちゃいました。

上にじゃなくて、崖に這うように伸びる樹がまたなんともきれいで。

桜の花ごしに、ゆったりと行き交うボートを眺めているだけで心安らぎます。

3月、4月と、個人的にも色々考えなくてはいけない事が重なっているのに、現実から逃避しがちだったのですが、こういうところきて、自分の中の時計のねじをゆっくり巻いて、優しく再起動すると、ふうっと身体が軽くなって、一歩前に足踏み出したい気持ちになれます。

古く立派な樹を見ながら、しばし「この樹は、果たしてどの位長い時間をすごしてきたんだろう?」と瞑想。

地面に染み込んだ雨水を樹が吸い、枝一本一本に行き渡って脈打つ鼓動。

それを何十年も繰り返してきた、桜の樹の長い時の流れに思いを馳せてみると、自分の悩みなんてすごくちっぽけな気持ちがしてくる。

小さな花一つ一つが輝いて見えて、少しでも多くの花の美しさを瞼の裏側で感じたくて。

そばに寄って眺めずにはいられませんでした。

こんな風にゆっくりと緑道を歩いているうちに、気が付いたらだいぶ奥の方まで歩いて来ていました。

曇っていた空も、青空が見えて。

桜の花と青空のグラデーションも、すごく素敵でした。

ずっと、このお花の中でうっとりしていたくなっちゃうね、と一緒に訪れた母と思わずにっこり。

たくさんの元気をありがとう。

もう少し、あと少し写真撮りたいねと、帰り道を引き返しては写真を撮ってと、満開の桜をたっぷりと満喫した午後でした。