ブロガーの華麗叫子さん にお誘い頂き、先月末は社団法人エゾジカ協会主催の「エゾジカ肉消費拡大セミナー」へ。
北海道でエゾジカによる農林業被害は、平成21年に50億円にも達しているそう。
被害地域では、農業をあきらめ、離農につながるといったケースもあるなど、農林業経営者にとって重要な問題となっているとか。
シカのお肉と聞くとジビエなどを連想、日常的にあまり食べない高級なお料理というイメージだったのですが、北海道内でも、富良野のエゾカツカレー、阿寒エゾジカ丼など、エゾジカを新たな地域資源として見直す動きも出てきていて、産業化による地域活性化手段としても注目。
エゾジカの生息数管理を進めるため、様々なチャネルを活用して消費を拡大をしようとしているのだそうです。
ただ駆除するだけではなく、それを有効活用しようとするのはとてもいい発想ですね。
会場では、エゾジカを使ったお料理を何品か試食してきました。
エゾジカのハムや、、、
北海道ウィンザーホテル洞爺の元中華料理長、石井氏プロデュースによる中華まん、
同氏による餃子、更にはレバーフライ。
レバーの濃厚な風味に、こってりしたソースがぴったり。
これは赤ワインが欲しくなる味だなぁ。
こちらは、会場となったレストラン「ボワヴェール」のシェフ川口氏プロデュースのハンバーグ。
ギュギュッと肉のうまみがつまったハンバーグ。
これまた贅沢な味わい。
更には、新宿区の老舗イタリアン金子シェフプロデュースのテリーヌ。
袋から出した途端、ぷうんといい香り漂うこのテリーヌ、kpprさんのサイトでも買えるんだけど、おうちパーティでこういうのが出てきたら、それだけで「おおっ!」と感激の声があがっちゃいそうだなぁ。
サイト見てたら、瓶詰めのレバーパテがすごく美味しそうでした。
こういうの、お友達の家でワインパーティなどする時にお土産で持って行ったりしたら、すごく喜ばれそう!
またエゾジカ料理に関する資料も頂くことに。
中にはエゾジカ肉を使ったレシピ集や、、、
様々な加工品の紹介も。
こういうスタイルだと、日頃の食生活に取り入れやすいですね。
また会場となった、内幸町駅からすぐの所にある「Bois Vert (ボワ ヴェール)」さんは、現代青森料理とワインのお店。
青森の食材・みずの瓶詰めが飾ってあったり、青森の地酒があったり。
父親が五所川原出身ということもあり、青森と聞くとなんでも心の距離がすぐ縮まってしまう私。
今回も素敵なご縁だなぁと嬉しくなりました。
ぜひまた改めてゆっくり、青森の食材とお酒を堪能しに行きたいな^^