以前から行きたいと思っていたのをようやく。
「千代田のさくらまつり」の開催場所のひとつである、千鳥ヶ淵緑道の桜のライトアップを見に行ってきました。
まだ桜満開だし、まぁ大丈夫だろうと昨日4/5(月)に行ったのですが、九段下の駅を降りたら、ライトアップは4日までとの看板。「そんなぁ~」と思ったら、小さく「6日までライトアップ期間延長しました」と張り紙が。
よかったぁ~。
そしていざ会場へ。
九段下駅を出ると、こんな風に桜がすでに咲き誇っている場所が。
下には菜の花も。
夜桜もいいですが、昼間もすごくきれいでしょうね~!!
暗がりに突然、ぼうっと明るく照らされた桜が。
思わず闇の中から美しい女性に、こちらへいらっしゃいと手招きされている幻想に捕らわれました。
そしてメイン会場の千鳥ヶ淵緑道へ。
LEDを使った桜のライトアップ。
濃いピンク色が鮮やかでなんと美しいこと。
LEDライトは、ピンクから白色のエリアへ。
ぐっと雰囲気も変わります。
ライトで空まで色づいて、この世なのか、あの世なのか分からなくなりそうな幻想空間。
私の大好きな作家、泉鏡花の小説の中に出てきそうな雰囲気です。
ライトによって、同じピンク系統でも様々な色合い。
色々なところでお花見をしてきましたが、こういう妖しい美しさは初めての体験かも。
桜の樹がみんな古くて大きな樹が多いことから、枝ぶりもお見事。
空を見上げれば、桜の花で隙間もないくらい埋め尽くされています。
そろそろ、少しずつ目を覚ましていかないと現実に帰れなくなりそう、と、ここからは高感度撮影した明るめの写真を。
水面に写ってゆらゆら揺れる、桜の美しさにしばし足をとめてみたり。
コンパクトデジカメだと、なかなかアップで撮れないのが残念です。
こういう時に一眼レフほしくなるなぁ。。。
今回は緑道を歩いての鑑賞でしたが、
こういうところを、ボートでくぐって下から眺めたりしても素敵でしょうね。
雨は上がったものの曇り空でしたが、この桜の雰囲気だとこういう天候のほうが妖しさが増して私好み。
雨に濡れる花びらにも魅入られて。
再び九段下の駅のほうまで戻ってきました。
心地よく彷徨い歩いた、春の桜道。
来年は、夜桜はもちろん、昼間にもぜひ来てみたいです。