毎年私と母の間で定番となりつつあるのが、神奈川県厚木市の日本フルハーフで開催されるばら鑑賞会。今年も17日日曜日に「2009ばら鑑賞会」が開催されました。
約300種、800本の薔薇が、工場をぐるっと囲んで植えられていて色とりどりの薔薇が鑑賞できます。
イベント当日は、普段入れない会社敷地内で苗木、切花の販売が行われているほか、写真コンテスト、薔薇相談コーナーなども。
今年は運悪く悪天候の雨降りで、一応その日に会場へ行ってみたものの雨で写真がうまく撮れそうになかったので私たちは断念。しかし、雨が降っているにもかかわらずたくさんの方が訪れていて、ファンが多いイベントなんだなぁと思いました。
そして翌日は前日とは打って変わって、真夏日的な晴天となったので再び会場へ。
会社内で育てている薔薇も遠目に鑑賞。
水も滴るいい女ならぬ、美しき大輪の薔薇にうっとり。
真紅の薔薇に心を奪われそうになります。
刺激的な赤い薔薇の後には、こんなふんわり柔らかな色合いのかわいらしい薔薇も。
この鑑賞会にくるまで、こんな薔薇があるとは知りませんでした。
コサージュにそのままつけたくなる、コロコロしたかわいらしい形の薔薇。
色も素敵です。
そして工場の上の電線には、オナガ鳥がいっぱい。
グェッグェッグェッと、大きな声で鳴きながら飛び回っています。
羽色も見た目もとてもきれいな鳥なのに、声がうるさいのが残念。
見た目からはもっと、きれいな声でさえずりそうなのですが。。。
一輪の薔薇も素敵ですが、こんな風に群生しているのもお見事。
顔を近づけると、ふんわりと甘い薔薇のいい香りが漂ってきます。
あんまり夢中になってうっとり花に顔を近づけていると、時々蜂がいたりするので要注意です(苦笑)。
薔薇の木の下には、こんな風に花びらの絨毯が。
とことんロマンティックな気持ちにさせてくれるイベントです。
いっしょにイチョウの葉が混じっているのは、この工場の前の道沿いが銀杏並木だから。
秋になると一斉に見事な黄金色になって、これもまた見ごたえあります。
薔薇の花を守る僕のように、花の周りにつぼみが。
こうしてみてみると、薔薇って気品ある花だなぁと改めて思います。
場内にはフェンスを這うようにつるがのびているものもあれば、ツリー型に形成されているもの、棚状になっているものなど、各種趣向を凝らしているのを比べ眺めるのも楽しみの一つです。
今年は昨年に比べると、若干お花が咲いている数は少なめでしたが、それでも美しい花と、リラックス感のある甘くやさしい香りに包まれながら散策しているうちに、すっかり心が癒されました。
来年もぜひまた見に来たいです。
2008年のレポートはこちらです。
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「ばら鑑賞会」@日本フルハーフ株式会社 本社・厚木工場--バラの花に囲まれて、夢見心地気分♪