まだまだ衰えない人気の、簡単おつまみ本。
使い材料が1つから多くても3つくらいと、少ない材料で出来るのもいいのですが、「この材料とこの材料の組み合わせ! 参った!」とアイデアのが斬新なのも魅力で、ついついこの手のジャンルのレシピ本を見ると買ってしまいます。
先月も「メトロポリターナ」に連載されているレシピが、文庫本にまとめて出ていたので購入。
「ササッとつくってアッと言わせる!勝負つまみ (だいわ文庫)」という本です。
普段居酒屋呑み歩きを一緒にしている友人たちにも食べさせてあげようと、うちで居酒屋パーティをすることにしました。
まず一人友達が先にきたので、みんなが集まるまでのとりあえず、のおつまみとしてこちらを用意。
手前が、セロリをスライスしたものとさきいかをフレンチドレッシングであえて、胡椒をふったもの。
奥が砂糖、醤油、花山椒の実に枝豆をつけたもの。
特にセロリといかくんの方は、友人たちから「美味しい!」と好評でした。
そうしてちびちびやっている間に、友人二人が登場。
それでは、そろそろ揚げ物でもつくりましょうと私はキッチンへ。
すでに数時間前から下味をつけてスタンバッている、たこを揚げることに。
右側は、「おつまみ横丁―すぐにおいしい酒の肴185」に載っていた、たこのしょうゆ漬けを揚げたものです。
これも大好評で、あっという間に売り切れ。
左側は箸やすめにと、青ネギをごま油であえたものに白ごまをふっただけのスピードメニューです。
お次は、豆腐にザーサイ、ポテトチップスをつぶして混ぜたもの。
豆腐の水っぽさをポテトチップスがいい具合に吸ってくれて、塩分もほどよく与えてくれます。
ポテトチップスが調味料代わりになるなんて、驚きです。
今回使ったのは、「ポテかるっ」という、油で揚げてない油分を72%カットしたポテトチップス。
1袋食べても、わずか138kcalとローカロリーなのも、メタボが気になるそろそろアラフォーな我々には嬉しいスナック菓子です。
これは、イカを出来合いの焼肉の塩ダレで炒めたもの。
焼肉の塩ダレは最近かなりハマッている調味料で、焼肉はもちろん、野菜炒めやこういう海鮮系の炒め物まで幅広く利用しています。
このタレだけでほかの調味料がいらないので、呑んでていい具合に酔っ払ってきた時も手間いらずなのもいいんです。
今日はさっぱりしたものばかり作りすぎた気がしたので、最後のほうにはガツンと濃い目の味噌炒めを。豚バラとねぎの味噌炒めです。
熱した油にニンニクを入れて香ばしい風味を出し、みりんでのばした味噌を入れて味付け。
仕上げには母の手作りの十味唐辛子を振りかけています。
シメには、絶品チャーハンをつくることでは一目置いている友人がいつも通りチャーハンをつくってくれました。具は豚バラ、ザーサイ、ねぎ、卵。塩加減もほどよく、ついおかわりしたくなる味でした。
隣の席に座ったお客さんと会話を愉しんだり、お店の雰囲気を味わう居酒屋での呑みももちろん魅力的ですが、気の合う仲間がそれぞれのお気に入りの酒を持ち寄って開催する、"おうち居酒屋"もいいもんですね。
いつも一緒に酔っ払って楽しい時を過ごしている、酒好きな友人たちにも多謝!
大和書房
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