友人から「美味しい北京ダックを食べに行こう」と言われ、連れて行ってもらったのがこちら「全聚徳 新宿店」。新宿三丁目、丸井インザルームの道を渡った向かい側のビルにあります。
店内は薄暗く落ち着いた照明、高級感のある雰囲気で、席の後ろの大きな窓からはビルの8~9Fと高層階であることから、夜は最高の夜景。
店員さんの接客も、とても品があって丁寧。
お酒もまだ呑んでいないうちから、雰囲気に酔ってしまいそうになります。
この日は友人おすすめの、三種類の方法で北京ダックを食べる「【鴨三吃】~北京ダック三種の味わいコース~」に。
まずはおつまみとして、前菜の盛り合わせが出てきました。
どれもあまり食べたことのない、珍味系。
盛り付けも美しく、最初からこだわりを感じました。
お次は、家鴨のスープ、エビチリと続きますが、スープはあっさりとした味の白濁スープで今ひとつ、エビチリは自分があまり好んで食べないものというのもありますが、これも今ひとつ。
そしていよいよ、北京ダックの登場です。
まずは、ジューシーで肉厚なものから。
香ばしい皮と、柔らかいお肉のバランスが絶妙。
野菜などを一緒にはさみ、胡麻のパイで頂きます。
このパイがもちもちした食感で、これまた美味!
パイのほか、ヤーピンという薄皮と蒸しパンでも頂きましたが、どれもそれぞれ違った食感で美味しかったです。
一番の衝撃だったのが、こちら。
皮にたっぷりと砂糖をかけて食べるというもの。
初めはザーッとあまりにもたくさんの砂糖をかけるので、甘いもの嫌いな私はかなり抵抗あったのですが食べてみるとこれがうまいのなんの。
お口の中で脂身がじゅわーっと甘さと共に、溶ける、溶ける。
これはやみつきになりそう!
そのあとチャーハンが出てきましたが、これは薄味すぎて好みに合いませんでした。
最後はお口がさっぱりする、デザートでシメです。
コースを食べ終えてみると、全体的に料理のボリュームは少なめで、コースを食べ終わった後も満腹感はなかった感じ。北京ダックを除いては、インパクトのある料理はありませんでした。
でも、ほんと北京ダックは食べる価値あり!
今度行くときは、北京ダック狙いで行きたいと思います。
もちろん砂糖かけて食べる皮は絶対食べるつもりです。
全聚徳 新宿店 (ゼンシュトク) (北京料理 / 新宿三丁目、新宿)
★★★★☆ 3.5



