私にとって、ビールは日常的に親しむ存在、ワインは友人、愛する人、家族など、大切な人との心と心をつなぎ、一緒に過ごす時間を愉しむ為のものという使い分けで、とっておきの時にはどんなワインを飲むか、時間をかけて選んだりします。
私にとって、ワインはとても大切な存在。
もっともっと色々な知識を得て、そのよさを満喫したい想いが強いんです。
そんな私にぴったりなイベントが、先日ありました。
「ワインショップ エノテカ体験サロン」というもので、エノテカさんでワインを試飲しながら学べるという素敵な会です。
場所は広尾駅のすぐ近くで、ちょっと早めに現地に到着したので近くの有栖川宮記念公園を散策。
カモをはじめ、野鳥がたくさんいました。
ビルの谷間に、こんな癒しの空間があるなんて素敵♪
と、ほのぼのムードを満喫しているといつの間にか開始時間に。
あわてて、エノテカさんへ向かいます。
まずは、"学習"ということで、ワインスタイルを効果的に見せる写真撮影ポイントの解説からスタート。
変な角度で撮ってみたり、人と食べ物を効果的に織り交ぜ、自分だったら……と読み手に妄想させるような構成にするとよいetc、なるほどとついつい頷くテクニックをたくさん教えて頂きました。
そして何より、ワインが好きだということ。
確かに、おっしゃるとおりです♪
写真撮影について学んだ後は、いよいよ"体験"。
試飲会です。
試飲会は、心地よい日差しが降り注ぐテラスとのこと。
テラスに隣接してワインのショップも併設されており、上は十万円以上するものから、千円台のリーズナブルなお品まで、幅広いジャンルが置かれていました。
またワイングッズもたくさんあり、憧れのソムリエナイフ「シャトーラギオール」も!
更にトイレに寄ると、、、本でしか見たことのない「シャトーラトゥール」など、高級ワインのボトルが飾ってありました。
建物の中のどこを歩いても、ワイン尽くしの素敵な空間に、試飲前から酔う私。
しかしそこから、更に幸せなひとときが待っていました。
4種類のお酒を試飲会、いよいよ始まりです~♪
一番左は、こちら。
ロデレール・エステート ブリュット。
フランスのシャンパンメゾン「ルイ・ロデレール」が、カリフォルニアで手がけるスパークリングワインです。
高級感のあるボトルがまず目をひきますが、そのゴージャスな金色のお酒は更に幸せな気分に盛り上げてくれて、お祝いの席などにもふさわしい感じ。
かなりしっかりとした味わいで、ほどよくドライなのも自分好みでした。
洋食だけでなく、和食にも合うとのこと。
更に力強い味わいなので、ステーキなどとあわせても脂っこさを洗い流してくれていいとか。
なるほど、なるほど。
泡の至福に酔いしれていると、チーズとドライフルーツが登場♪
オレンジ色のチーズは、私の大好きなミモレットです。
これは私にとって嬉しいサプライズ!
ああ、本当にきてよかった。。。と思っていたら、美味しそうな生ハムまででてきちゃいました♪
初めから幸せ感一杯の私ですが、まだまだ最初の一本。
お次は美しい流線型のボトルがそそられる、ロゼ。
「バンドール・ロゼ・クール・ド・グレン・シャトー・ロマサン」です。
テーブルの上に置かれただけで、いつもの食卓をお洒落にしてくれる素敵な雰囲気です。
一見「甘いのかな?」と思いましたが、甘さ控えめで上品な味でした。
白ワインだと物足りない時、意外かも知れませんが中華料理、揚げ物、炒め物にも合うとか。
そしてお次は、赤ワインが2本続きます。
まず初めに出てきたのが、こちら。
「ベラルデンガ キャンティ・クラシコ」。
イタリアのワインです。
お酒と料理は、産地を合わせるのがもちろん相性抜群ですが、このワインにはやはりイタリア料理。
ミートソースやクリームソースのお料理などにあわせてもよいとのことですが、確かにそのくらいしっかりとした味のワインでも負けない重厚な味わい。
個人的には、今回テイスティングした中で一番好きな味でした。
そして最後に飲んだのが、こちら。
「エクシミウス・ド・シャトー・ラヴィル」。
エノテカのバイヤーさんが、ボルドーで100種類以上のサンプルをテイスティングしたときに、全員一致で100種類以上のなかからベスト1に選ばれたものだとか。
重すぎず香りのよいワインなので、食事にあわせやすい感じでした。
シチュー、煮込み、ソテーなど、様々な料理に合うというのも納得。
二千円弱という手頃な値段でありながら、この味わいは魅力的。
コストパフォーマンスに優れたワインだなと思いました。
そしてイベントは終了。
あっという間の2時間でした。
その後は心地よい秋風に吹かれ、サロンでの余韻に浸りながら家路に。
楽しい会話と、美味しい料理とお酒、リラックスした雰囲気でのお勉強会、実に素晴らしかったです。
またこういった会があったら、ぜひ参加したいです。